三郷市 万葉集の古代から

三郷市は古代より栄えていました。
万葉集三郷を詠んだ歌がある事から、わかります。
三郷市の友好都市であり、万葉集に縁がある奈良県三郷町の町章は、三郷北高校の校章にとてもよく似ています。
三郷市の友好都市三郷町と三郷北高校の校章

三郷を詠んだ万葉集 にほどり鳰鳥

鳰鳥の葛飾早稲をにへすともそのかなしきを外に立てめやも万葉集3386番
【万葉仮名】尓保杼里能 可豆思加和世乎 尓倍須登毛
【ふり仮名】にほどりの かづしかわせを にへすとも
【万葉仮名】曽能可奈之伎乎 刀尓多弖米也母
【ふり仮名】そのかなしきを とにたてめやも

早稲田

三郷市には早稲田という地名がありますが、朝廷に早稲を献上した事が起源です。

鳰鳥ライオンズ クラブ

三郷市ライオンズ クラブの名称は「三郷鳰鳥ライオンズ クラブ」です。

三郷市の丹後神社

丹後神社の石碑には、「万葉 遺跡 葛飾早稲 発祥地」と、
万葉集の「鳰鳥の葛飾早稲をにへすとも そのかなしきを外に立てめやも」が彫られています。三郷市の丹後神社

三郷市の古代と現代の交通

明治時代以前は、江戸川中川などの水上交通が、流通幹線としての役割を果たしていました。明治時代に入って鉄道が発達すると、しだいに水上交通はすたれていきました。それと共に伝統のある「三郷」という地名は、多くの人の心から消えていったのです。

三郷市の温故知新

三郷市と友好都市の関係にある奈良県三郷町の町長の言葉

『古いものを大切にしながらも、新しいものも開拓していく三郷町には、「温故知新」という言葉が似合います。新しいものばかりが目をひく世の中で、この「温故知新」という気持ちを大切にし、「やさしさとぬくもりのある まちづくり」に取り組んでいきたいと思います。』

古代の交通

古代、関東平野南部は湿地帯であったため、陸上交通は不便で、内陸地の群馬などへの交通は、江戸川中川などの水上交通が主でした。

現代の交通

三郷市には、明治(1968年)以来100年間、鉄道の駅はありませんでした。
現代の駅

  • 三郷駅(JR東日本 武蔵野線)1973年開業
  • パークフィールドみさとの高層マンション 新三郷駅(JR東日本 武蔵野線)1985年開業
    右の画像はパークフィールドみさとの高層マンション。
  • 三郷中央駅(つくばエクスプレス線)2005年開業

三郷市の木、鳥、友好都市、高校、中学

三郷市の 市の木 市の鳥

  • 市の木は椎の木。
  • 市の鳥はカイツブリ=鳰鳥におどり

三郷市の友好都市 三郷町と安曇野市

  • 友好都市=奈良県三郷町
    町章 校章 左の画像は奈良県三郷町の町章。
    右の画像は埼玉県の三郷北高校の校章。
    二つの画像が、良く似ているのは偶然だと思います。
    地名の「三郷」も偶然の一致だと思います。
    しかし、三郷町も三郷市も万葉集に関わる歴史のある町です。
    奈良県三郷町と埼玉県三郷市
  • 友好都市=長野県安曇野(あづみの)市
    安曇野市は、豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町の5町村が合併して誕生しました。
    海の神を意味する「海人津神(あまつみ)」から「あづみ」ができたそうです。安曇野市に海がないという事は古代のロマンを感じさせます。

三郷市の高校

校舎
  • 三郷高校。1975年開校
  • 三郷北高校。1980年開校
    三郷北高校の校歌は
    におどりの葛飾」で始まります。
    校章のデザインに三郷市の木=椎の木の実が使われています。
  • 三郷工業技術高校。1985年開校

三郷市の中学校

  • 早稲田中学校 早稲田中学校の校歌でも
    にほどり浮かぶ 万葉の葛飾早稲の故郷は」と歌われています。
  • 瑞穂中学校
  • 南中学校
  • 北中学校
  • 栄中学校
  • 彦成中学校
  • 彦糸中学校
  • 前川中学校

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