三郷北高校の校歌 におどりの葛飾
三郷北高校の校歌の作詞は、武井 清。作曲は、大中 恩。
三郷北高校の校歌は「におどりの葛飾」で始まります。 におどりは「葛飾」にかかる枕詞で、万葉集に次のように歌われています。 『にほどりの葛飾早稲・・・』 三郷市には早稲田という地名がありますが、古代、三郷から朝廷に早稲を献上した事が起源です。三郷は古くから栄えていたのです。
三郷北高校の校歌の歌詞
三郷北高校の校歌に出てくる言葉
- におどり(鳰鳥)=カイツブリ。「葛飾」にかかる枕詞。
- 葛飾。万葉集に次のように歌われています。
『鳰鳥(にほどり)の葛飾早稲(わせ)をにへすとも そのかなしきを外に立てめやも』
現在の葛飾は東京都の事であるが、古代では埼玉の三郷、千葉の流山も含んでいた。
- 江戸川。江戸川は三郷駅のすぐそばを流れる。
明治時代に入って水上輸送が鉄道に取って代わられるまでは、江戸川を経由して東北地方や北関東からの物資を運ぶ流通幹線としての役割を果たしていた。野田の醤油、流山のみりんなどが江戸川を経由して江戸に運ばれた。 - 椎の若木。椎の実は三郷北高校のシンボル。校章のデザインにも使われている。
- とわに。=永遠に
万葉集に歌われる にほどり
- にほどりの 潜く池水 心あらば 君に我が恋ふる 情示さね
- にほどりの 息長川は 絶えぬとも 君に語らむ 言尽きめやも
三郷市立早稲田中学校の校歌 にほどり
三郷市立早稲田中学校の校歌でも「にほどり浮かぶ 万葉の葛飾早稲の故郷は」と歌われています。
三郷市立後谷小の校歌
三郷市立後谷小の校歌では「古き伝統 万葉の 葛飾早稲の誕生地」と歌われています。
三郷市丹後神社にある石碑には「万葉 遺跡 葛飾早稲 発祥地」と、彫られています。
江戸川大学の校歌
江戸川大学の校歌でも、「にほどりの 葛飾の早稲」と歌われています。
江戸川大学 校歌(別ウィンドウ)